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鼻血の原因は?止まらない時の対処法と治療法

突然鼻血が出て止まらなくなったら?

鼻血イメージ

鼻血 (はなぢ / はなじ) と言えば多くの方は一度は経験されているかと思います。

この鼻血ですが少しくらいならティッシュを丸めて鼻の穴に詰める事で止まりますが (おススメはされていません) 、突然大量に出血して手に負えなくなった話をよく聞きます。

このように大量に鼻血が出た場合、経験された多くの方がどう対処されたかを少しお伝えしたいと思います。

鼻血が出る原因は何?

鼻血が出る原因は非常に多く、大まかには次のような場合があります。

  • 鼻をほじった
  • 血圧が高い
  • 粘膜が弱い
  • 血管がもろい
  • 乾燥

鼻をほじった際に爪で引っ掻いて出血する事はよくあります。特に鼻をいじる習慣や癖になっている方はそれをまず止める努力が必要です。

冬の時期には鼻や喉の粘膜が乾燥して切れやすくなります。この状態で鼻を指でいじったり血管がもろくなっていると更に出血しやすくなります。

 

お風呂で温まっている時にも鼻から出血する場合があります。鼻の中で1度は出血して固まった鼻血が湯船で温まって再出血してしまう場合と、お湯の温度が高く、血圧が急上昇して出血をした可能性が考えられます。

お風呂で出血したこの方は止血を試みましたが、いつまでも止まらないため夜中に救急車を呼びました (もちろん無事でした) 。

 

他にも大量出血ではありませんが、明らかな原因が無く頻繁に鼻から血が垂れるようになったため耳鼻科を受診した方がいましたが、鼻血程度で来ないで下さいと言われてしまったようです。

どうやらクリニックではなく大きな病院で見てもらうようにという意味もあったらしいですが…忙しかったのでしょうかね?

 

ところで幼少期には鼻血は大人より出やすい傾向があります。この時期の鼻血は心配無いものが多く、大人になると大半の人はほとんど出なくなります。

注意

昔から鼻血が出ると鼻をつまんで上を向き、後頭部を手で連続チョップする方法が有名ですが、もちろん悪いので控えましょう。

血管が集まっている場所がある

鼻の穴から2㎝ほど中には「キーゼルバッハ部位」という血管が密集している部分があり、ここに鼻を指でホジホジしたりする事で傷が付くと大量出血となります。

鼻の奥の方でも血管がもろくなっていて、そこから動脈性に多量の出血となる事もあります。

上記の部分は鼻をぶつけたり鼻骨の骨折でも血管が損傷して大量出血しやすい場所です。

鼻血が出た時の応急処置

鼻から出血が見られたら昔からティッシュを詰めると思います。少量の出血ではこの方法でも止まりますが、外した際に再出血しやすいので要注意です。

キーゼルバッハ部位を傷つけたなど出血量が多い場合は圧迫止血を行います (出血量が少ない時でも圧迫止血が安心です) 。

圧迫止血は基本的に体のどこの部分にも使われる方法で、鼻の両側から指やハンカチなどで摘むように10分前後圧迫します。

これでほとんどのものは止血されますが、止まらない場合には圧迫し続けて病院へ向かいます。

この時に以前は鼻血が垂れてくるので上を向いていたと思います。現在では逆にアゴを引いて血が鼻の奥に入らないようにします。

口まで流れてきた血液は飲み込んでしまうと気持ちが悪くなり吐いてしまう事が多いため、口から吐き出すようにします。

大量に出る鼻血の治し方は?

鼻血は一度大量に出だすと止まらなくなるものがあります。まして血圧を下げる薬などで血液が固まりにくい状態の方はなおさら大変です。

また、その時は治まっても鼻の奥の動脈がもろくなっていると何度も出血を繰り返します。

鼻血といえども量が多いと日中では耳鼻科に、夜間は救急車を呼ぶ方が多いです。本当に大量に出血すると死を覚悟するほど焦るようです。

それでは病院ではどのような治療が行われるのでしょうか?

病院では耳鼻科の先生が鼻の出血している粘膜を内視鏡などで確認しながら電気メスで焼いてあっという間に終わります。

まとめ

鼻血と言えば鼻から血が垂れてくる幼少期を思い出す馴染み深いものでした。

しかし、その量が多くなると生命の危機を感じるほど恐怖心が出るようです。

確かに鼻血で亡くなったという話は聞きませんが、やっぱり止まらない鼻血は怖いですね、、

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