牛乳って体にいいの?
牛乳って美味しいですよね!子供の頃から親しみのある牛乳。
健康的なイメージが強く、体が大きくなるとか、カルシウムを摂るためなどでたくさん飲まされました。銭湯へ行って風呂上がりの定番飲料にもなりました。
そんな牛乳ですが、近年人気が落ちてきているようです。何故なのでしょう?
最近の研究による牛乳
なかなか健康的なイメージの牛乳ですが、最近では飲まない方が良いといった記事をよく見かけます。その内訳は大きく分けると次のようになります。
- アレルギー体質が増えている
- 分解酵素を持っていない
- 乳糖でお腹を壊す
- カルシウムが減る
1.アレルギー体質が増えている
牛乳は卵に次いでアレルギー食品の2位となっていて、そのアレルギー物質はタンパク質「カゼイン」です。
カゼインは体で分解しづらく、耐熱性も強いためアレルギーを起こしやすいようです。
アレルギー症状は「じんましん・咳・嘔吐・下痢・アナフィラキシーショック」などがあります。
アナフィラキシーとは、全身に現れる蕁麻疹 (じんましん) や喘鳴 (ぜんめい / ゼイゼイすること) などのアレルギー症状です。
近年、アレルギー体質の子供が増えているようです。
その理由は抗生物質の投与、食品タンパク質の過剰摂取、環境汚染や花粉などのアレルゲン (アレルギー物質) が増えた事によります。
2.分解酵素を持っていない
牛乳には「乳糖 (にゅうとう) 」が含まれています。乳糖はミルクや母乳にも含まれていて、乳糖分解酵素によって体内の栄養となります。
その乳糖分解酵素を持っていない割合が日本人には比較的多いようです。
3.乳糖でお腹を壊す
乳糖を分解する酵素を持っていないとありますが、これを「乳糖不耐症 (にゅうとうふたいしょう) 」といいます。
乳糖を分解できないとそのまま腸まで行ってしまい、発酵してお腹がゴロゴロと緩くなってしまいます。
4.カルシウムが減る
一般的に牛乳はカルシウムを摂取するための飲み物と聞いてましたが、市販の牛乳は骨の中のリンを取り除き、逆に骨がもろくなるという話もあるようです。
これは意外でしたね。本当なのでしょうか?
食品に関しては最新の研究により日進月歩で目まぐるしく情報が変化しています。
個人的には牛乳が大好きなので変わりなく飲み続けますが、今後の研究や情報の変化を見て経過を追いたいと思います。