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巻き爪の原因と治療。爪の切り方の見直しを。

巻き爪 (陥入爪) 

まきづめ (かんにゅうつめ)

巻き爪は主に足の親指の爪が皮膚に食い込む事で痛みが出る疾患です。

また、巻き爪の正式名称は陥入爪 (かんにゅうづめ) と呼ばれます。

巻き爪イメージ

巻き爪の症状は?

ほとんどが足の親指の爪で起こります。爪の両端の先端が指先のヒフに食い込み、痛みを発症します。

進行したものでは爪が食い込んだ部分が赤く腫れ、押すと強い痛みを感じます。爪が刺さった所が化膿し膿が溜まる事もあり、蜂窩織炎 (ほうかしきえん / 蜂巣炎) の原因になる事もあり注意が必要です。

MEMO
蜂窩織炎とは感染の事で、足などの小さな傷からばい菌が入り、広い範囲が蜂の巣状に赤く腫れるものです。

指に食い込んだ巻き爪のため歩行痛や靴での圧迫痛が現れます。

 

巻き爪の原因は何か?

巻き爪になる原因は次のとおりです。

  • 深爪
  • スポーツ
  • 合わない靴
  • 爪水虫
  • 神経麻痺

深爪 (ふかづめ)

巻爪の原因の多くがこの深爪です。爪を切る時に爪の両端を指先より短く切る事で、爪が伸びる際に皮膚に食い込み痛みが出ます。

スポーツ

スポーツで足の親指で踏ん張るテニス、卓球、バドミントンなどでは指の側面からの強い圧迫の繰り返しで親指の爪が変形し巻き爪となる事があります。

合わない靴

幅が狭い靴やサイズの合わない靴を履き続けていると足の指や爪が圧迫され変形して巻き爪になりやすくなります。

爪水虫

爪の水虫により親指の爪が変形し皮膚に食い込む事があります。

神経麻痺

足のしびれが長期間続くと爪が薄くのっぺりした感じに丸まってきます。そのため皮膚と爪がとの隙間がなくなり巻き爪のように皮膚に食い込んでしまいます。


巻き爪の治し方

陥入爪 (巻き爪) の治療には少しずつ時間をかけて治す方法や手術で切り取る方法があります。どちらも巻き爪は比較的完治しやすい疾患です。

巻爪は頑張れば自分で治療できる事が多いです。ただ、食い込んでいる爪の両端が裂けてササクレのように深く刺さってしまうと皮膚を外科的に切開する必要があります。

巻き爪 (陥入爪) の3つの治療法

  1.  自分で治療する方法
  2. 爪をワイヤーで矯正する方法
  3. 手術での治療

 

1.自分で治療する方法

時間をかければ自分で巻き爪を少しずつ治療する事が可能です。

用意する道具は爪切りゾンデ爪やすりでツメ用のニッパー型爪切りがあれば作業し易いです。

まず、最も重要なことは爪の切り方です。爪を切る際には必ず指先から爪が (特に両端部分) 少し長くなるようにします。

巻き爪の状態ですと既に爪が食い込んで爪が伸びてくると痛みが出る状態かと思います。ゾンデという道具で爪の先端部分に横から皮膚を押し下げながら間に差し込んで少し爪を浮かせるように引き上げます。

膿が出たり、小さな傷から出血したりする事があるので感染予防のため足は必ず水で洗うなど清潔にしてから行います。

爪の先の両端をゾンデで少しずつ持ち上げ、食い込んだ爪を引き上げます。引き上げた爪の下をヤスリで削り、尖った爪の両端の先端を丸くします。

巻き爪治し方イメージ

この状態で爪が伸びるのを待ちます。爪の長さは切らずにそのまま伸ばします。

この作業を爪が指先より長く伸びるまで繰り返し、伸び過ぎた部分は爪切りで切るか爪が分厚い状態ならニッパー型またはヤスリで削ります。

爪の両端が指先よりも出れば痛みは確実に無くなります。ただ、この状態ではまだ爪が曲がって盛り上がった形だと思いますがこの作業を月に一度か二度行う事で徐々に平たい爪となって完治します。

 

2.爪をワイヤーで矯正する方法

VHO療法といい、皮膚科やフットケアの治療院などで行われている方法で、爪の両端に針金状のワイヤーを引っ掛け、曲がった爪を広げるように少しずつ矯正していきます。

この方法は数ヶ月かかりますが、比較的安全で効果も高いです。ただ、費用が高くなるのと、ワイヤーが爪に付いているのでスポーツなどが多少制限されます。

このVHO療法はワイヤーをしている間は大丈夫なものの、外すと再発する場合や途中で外れたり痛みが出る事もあるので合わない場合は他の方法を検討する必要があります。

 

3.手術での治療

手術では大きく2通りの方法が行われます。まず爪の両端がひふに深く刺さってしまったものは、多くはささくれのように爪が裂けて刺さっているので、麻酔下にその部分を切開し、爪を引っ張り出します。

もう一つは爪の生え際の皮膚を切除する方法です。爪の付け根の細胞は爪自体を作るため、両端の爪の生え際をその細胞ごと切り取る手術や、フェノール法という薬剤を使用して爪の生える細胞を焼き切る処置が行われます。

こうする事で余分な爪が生えなくなり、少し幅の狭い爪となるため皮膚に刺さり難くなります。

ただし、フェノール法は爪の両端から新たな爪が生えない事が、逆に爪が細くなり変形する可能性があるなどのリスクも伴います。


巻き爪で病院やクリニックをお探しの方は形成外科、皮膚科が専門となります。

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