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手首が動かない下垂手の原因と治療法

手首が持ち上がらなくなる下垂手の原因と治し方

下垂手イメージ

手首は曲げたり反ったり回したりと複雑な動きができる関節ですが、この手首を反らす動きが出来なくなることがあります。

この状態を下垂手 (かすいしゅ) と言い、お化けのようなダラっとした手になってしまいます。

下垂手は橈骨神経麻痺 (とうこつしんけいまひ) という腕にある神経のマヒ症状です。

では下垂手とはどういうものかを詳しく見ていきます。

下垂手の症状は?

下垂手 (かすいしゅ) になると手首が持ち上がらなくなりダラっと垂れてしまいます。この事から「下垂」と呼ばれています。

この下垂手は指や手首を曲げる (握る) 動作は問題なく可能ですが、とにかく伸ばす (反らす) 動きが麻痺します。

注意
下垂手は手首や指を反らす筋肉に力が入らないだけで、痛みはほとんどありません

下垂手の原因は?

下垂手になる原因のほとんどは腕の圧迫です。例えば寝ている時などに腕が身体の下敷きになっていてシビれた経験は無いでしょうか?

これは橈骨神経 (とうこつしんけい) という腕にある神経が圧迫されて起きる症状です。

特に酔っ払って倒れこむようにうつ伏せて寝た経験がある方も多いと思いますが、通常であれば手が痺 (しび) れて寝返りをうったり目が覚めたりします。しかし酔いが回っているとそのまま朝まで寝てしまい、起きたら手がマヒしていたなんて話をよく聞きます。

酔っ払って下垂手になる方は両手が下敷きになって左右とも下垂手になるケースも少なくありません。

その他、ソファーで寝てしまい腕の橈骨神経が圧迫されて発症するなども非常に多いです。

腕には主に正中神経尺骨神経橈骨神経の3つの神経がそれぞれ指の運動や知覚を担当していますが、その中でも橈骨神経は指や手首を伸ばす筋肉を動かす働きがあります。

そのため、橈骨神経が圧迫されて血流不足となるとこの神経がコントロールしている筋肉が動かなくなり麻痺してしまいます。


下垂手の治し方

結論から言いますと、寝ている間に起こるような圧迫からの「まひ」はほとんどが治ります。

末梢神経は1日に1㎜ずつ回復するためおよそ3ヶ月ほどで多くの方は治癒します。この3ヶ月間に行う治療法は次のような流れになります。

下垂手サポーター

マヒの間は手首を捻挫しやすいので画像のようにサポーターやシーネで固定すると安全です。

STEP.1
発症時
下垂手 (橈骨神経麻痺) の症状が出たら指が握れるか、手首が曲がるかを確認します。手が握れない症状があれば下垂手ではありません。
STEP.2
握れるが伸ばせない場合
症状が指や手首を伸ばしたり反れないものは橈骨神経まひ (下垂手) の可能性が高くなります。この場合、手首を捻挫しないようシーネやサポーターなどで支えるようにします。
STEP.3
神経伝達を改善する
神経は温めて血流を良くする事で回復が早まります。更にビタミンB12や低周波治療を1日30分程度行い筋肉に信号を与えるようにします。
STEP.4
3ヶ月ほど行う
これまでの経験上、下垂手の症状ではおよそ3ヶ月前後で改善する方がほとんどです。焦らずしっかりと治療しましょう。

まとめ

橈骨神経麻痺(下垂手)になると手首が動かなくなるために驚くかと思います。ですが、特に寝起きから力が入らないものでは回復の見込みが高く、多少の時間は必要ですが心配は少ないかと思います。

ただし、上腕部の骨折や打撲など外傷からなる下垂手は手術が必要になることもあります。

とにかく、下垂手になるほど熟睡してしまう飲酒はできるだけ控えましょう !

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