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デュピュイトラン拘縮 / 手の皮の突っ張り

デュピュイトラン拘縮

デュピュイトランこうしゅく

デュピュイトラン拘縮 (デュピュイトレン拘縮) は手のひらの皮フが引きつれて指が伸ばしづらくなるものです。
• 拘縮(こうしゅく) : 固まると言う意味です。

症状

ほとんど痛みは無く、手のひらから指の皮にかけてしこりやコブができ、その皮が引きつる事によって指が曲がってしまいます。

薬指に最も多く、次いで小指になります。その他の指や足にも少なからず発症します。

軽度では手のひらに窪みや引きつれる感覚がでます。その後進行とともに手のひらの皮の突っ張りが強くなり、徐々に指が曲がって伸ばせなくなります。


原因

デュピュイトラン拘縮の原因は不明となっています。可能性として糖尿病、喫煙者、高齢者の男性に多いようです。

その他、手のひらの腱膜に小さな外傷が繰り返すことにより発症するのではないかと言われています。

病態

手の皮フには物をつかんだ時に手の皮フが手からズレないように滑り止めの役割をしている 手掌腱膜 というものがあります。そこにコラーゲンが蓄積・沈着して皮フの引きつりを起こします。

CHECK !
デュピュイトラン拘縮では指を曲げる腱が突っ張っているように見えますが、それは手掌腱膜で屈筋腱の異常はありません。

治療法

投薬やステロイド注射は効果が望めないため、軽度のものは手のひらの手掌腱膜をマッサージなどで緩め、手首や指を伸ばすストレッチを行います。

近年ではデュピュイトラン拘縮の注射によるザイヤフレックスという治療薬が出てきました。これは癒着した手掌腱膜を溶かして指の動きを良くするものです。

だだしザイヤフレックスは腱断裂、靱帯損傷、皮膚裂傷、アナフィラキシーなどの副作用が出ることがあるため、使用には注意が必要です。

進行するものや皮膚の突っ張りが強く、第二関節が曲がったものには手術で手掌腱膜を切除し、指を伸ばしたまま固定します。

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手掌腱膜(しゅしょうけんまく)

手のひらから人差し指・中指・薬指・小指まで扇状に張っている線維性の膜。この膜により、物をつかんだ時に手の皮だけが手からズレないようにする滑り止めの役割があります。